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« ラ・ロシュフコー箴言集 | トップページ | 韓国にも短歌 » 2005年06月18日シェムリアプについて6月16日、カンボジアのシェムリアプにあるインターナショナルスクールに四人の若い男が立てこもり、三十人近い子供たちを人質にして、400万円の身代金を要求しました。 シェムリアプはアンコールワットを訪ねる時の拠点となる街で、こざっぱりとした綺麗な地方都市です。 長く続いた内戦が終わり、観光地として発展しています。 ぼくが二年前に訪ねた時にも、至るところでホテルの建設が進められていて、骨組みだけの建物がいくつも立ち並んでいました。 それでもまだホテルや役所以外はほとんどが一階建てか二階建ての建物ばかり。三十分もあれば市街地の端から端まで歩くことができます。のどかなところです。 街の外には常緑の林が疎らに広がり、遺跡が点在しています。 バイクタクシーを一日契約で雇って、郊外の遺跡を案内してもらい、夕方にシェムリアプに戻ってくると、市内からこちらに向かって走ってくる長い長い自転車の列とすれ違いました。 汚れた服を着た人たちが自転車に乗って、淡い夕焼け空の下を走っていきます。その列はどこまでも続いていて、目をこらしても最後尾が見えません。 「彼らは……」 バイクタクシーを運転してくれていた若い運転手のロンさんに尋ねると、 「カンボジア中から集まってくるんだ。ホテルの建設現場で働いている」 ぼくらはそのまま市内に向かってずっと走りましたが、自転車の列は途切れることがありませんでした。 「この人たち、ホテルの建設が無くなったらどうなるのかな。仕事はあるんだろうか」 ロンさんは首をすくめました。 外貨が落ちるシェムリアプはカンボジアでもっとも豊かな街だそうです。 多くの力を集めながら、シェムリアプは発展していっています。 Posted by taro at 2005年06月18日 20:27 |
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